・・ こだわり工房の開設に当たり ・・ 2011.03.


◎ はじめに・・・
 自分で勝手に名付けた[杜の工房]は、信州の静かな高原の緑の中にあるこだわりの「素人木工の部屋」なのです。  心地よい季節には、ここに篭って気まぐれ三昧・・・ 我が工房は、狭いながらも夢多き空間なのです。
 自然と触れ合おう!! 物造りを楽しもう!! 出来ることは何でも自分の手で!!
こんな気持ちから始まった工房作業、何が出来るか・どうすれば作れるか・何の知識も経験も無し・・ 全てが見よう見まねの温故知新〜〜 試行錯誤で悪戦苦闘だが、時間だけは充分にある。好きな時に、あせらずポチポチ・マイペース。
残り少ない(?)人生のひと時を、物造りに没頭しながら、ささやかな贅沢と安らぎの時を感じ、素人には素人のやり方もあると自己満足しています。
 
◎ 木工との出会い・・・
 旅の途中で、大きな器でそばを打っている光景に出会った。もちろん蕎麦の味も格別であったが、その器はどんな木から削り出されたのか、どのような手法で削ったのかがとても興味深かった。その後たまたま訪れた木地師の里で、ロクロ木工の現場に出会い、その疑問も解決。何時かは自分の手でも彫ってみようと、ひそかに心に決めていた。
 
◎ 工作の手始め・・・
 長年勤めた仕事から解放された時、写真撮影の基地にと思い、信州に山荘を入手したのがきっかけ。暇に任せて木を伐ったり家の手入れをするようになり、次第に工作の虜になっていった。電動工具等もボツボツ買い揃え、伐った木にも再度命を吹き込もうと試行錯誤しているうちに、趣味の中心が写真から木工に傾いてしまったのが現状だが、決して写真の魅力を忘れた訳ではありません。
本来の木工は、切る・削る・彫る・の道具が有れば、色々な物を生み出せていたようだが、私にはそう簡単にはいかない。何を隠そう、全く知識も技術も持たない、ズブの素人だったからです。
 
◎ 工房の現況・・・
何かを作ろうと思えば、自分に合った道具作りから始める。  その道具作りも、見よう見まねで他人の物を真似るだけなので、上手くいくはずが無い。 元来の凝り性ゆえに、樹木の伐採技術から金属工作や電気溶接の技術までも試練を重ね、今では他の事が目に入らない程に、こび固まってしまったのが偽らぬ現状です。
このページは、写真屋が取組んできた、素人木工の歩んだ道程を、備忘を兼ねて記録したものです。  どうか最後までごゆっくりとお付き合い下さい。